有楽町駅前の東京交通会館内にある洋食店「キッチン大正軒」。
食べログの「洋食百名店」にも選出された人気店で、たまたま近くを通ったので、ランチがてら利用してきました。
JR有楽町駅の中央口改札を出て目の前。
過去にこのサイトでも紹介した、交通飯店と同じフロアにあります。
平日の11時半ごろ到着すると、店内はすでに満席。
タイミングよく1席空いたので、さほど待たずに案内されました。
入店時に注文を聞かれるので、事前に外窓に貼られたメニューを確認しておくとスムーズです。
わたしは組合せ定食の中から、豚しょうが焼き＋ササミフライ（1,100円）をお願いしました。
店に入ると、L字カウンターと4人掛けテーブルが1卓。
通路が少し狭く、お客さんもスタッフも譲り合って通る感じです。
厨房とフロアでは家族らしき3人がテキパキと作業をされていて、客の入れ替わりが早い印象でした。
注文から3分ほどで、ご飯とみそ汁が到着。
その後すぐに、カウンター越しにメインが渡されます。
ごはんはやや固めで、みそ汁は刻みネギとわかめがたっぷり。
みそ汁の温度は若干ぬるめでしたが、すぐに食べられるという点ではよかったです。
しょうが焼きとササミフライは、それぞれ4切れずつ盛ってあり、見た目はなかなかのボリューム。
付け合わせのナポリタンは酸味の少ないやさしい味です。
まずはしょうが焼きから実食。
ロース肉は１枚がやや大ぶりで、厚めにスライスしてあります。
口に運ぶと生姜がほのかに香る程度で、味付けは控えめといったところ。
タレが少し赤っぽいのは、ナポリタンのケチャップが浸透したのか、はたまた隠し味なのか気になるところです。
一方のササミフライもかなり肉厚で、断面がほんのりピンクがかった絶妙な揚げ具合。
食べた瞬間のサクッという軽やかな食感もたまりません。
ササミはしっとり柔らかく、噛むたびに旨みを感じられて美味しかったです。
食事を終えて席を立ち上がると、「段差あるので気をつけてくださいね〜」と女性スタッフから早めに声かけがあり、とても親切な接客でした。
帰り際に「いってらっしゃ〜い！」と笑顔で送り出してくれる姿にもほっこりさせられ、また絶対に来ようと心に決めました。
キッチン大正軒（きっちんたいしょうけん）
住所：東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F
営業時間：［月・火・木・金］11:00～14:30 17:30～20:00
［水］11:00～14:30 17:30～20:00
［土］11:00～15:00
定休日：日曜・祝日
食べログ
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