初めて降り立った丸の内線の茗荷谷(みょうがだに)駅。
かつては都内に数店舗あったという牛丼チェーン店「牛丼太郎」の、唯一残っている店舗があると知って足を運びました。
茗荷谷駅1番出口から徒歩約1分。
改札を出た目の前の春日通り沿いにありました。
赤と青の外壁がよく目立ちます。
「牛」という文字はガムテープで大胆に隠され、現在は「丼太郎」という店名で営業しているようです。
入店後、まず入口の券売機で食券を購入します。
その際、「左上の店内または弁当というボタンを選択してから、メニューを押してくださいね!」と店員さんがていねいに教えてくれました。
平日11時ごろの客足は2割程度。
厨房を囲むように半円状のカウンターが15席程度あり、男性のひとり客がメインでした。
卓上には七味、醤油、紅ショウガがありました。
食券を渡してからわずか1分ほどで、牛丼セット並(390円)+生玉子(50円)が到着。
中年の男性スタッフひとりで営業しているとは思えないスピード感でした。
セットにはサラダとみそ汁が付き、この内容で驚愕のワンコイン以下。
牛丼は丼ぶりを持ち上げるとずっしりとした重量感で、ごはんの量は茶碗2杯分以上あるような感覚。
その上にたっぷりの牛肉と玉ねぎが盛ってあり、パッと見は吉野家の牛丼とほぼ同じ。
私は生玉子をトッピングしていただきました。
具の味付け自体はほんのり甘めでやさしい雰囲気。
そこに玉子が絡むと、とろみのあるまろやかさが加わりさらに贅沢な味に。
少し多いかな?と感じたごはんも、玉子のおかげでスルスルと食べられました。
チェーン店より安い値段でこの内容は、かなり満足感が高いですね。
男性の滞在時間は約5〜10分と短く、客の入れ替わりが早い印象でした。
早朝から営業しているので、サクッと朝食を済ませたい方や、仕事の合間にもオススメです。
丼太郎(どんたろう)
住所:東京都文京区小日向4-5-9
営業時間:[月~金]6:00~23:00[土]6:00~16:00[日・祝]10:00~22:00
定休日:なし
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