中華の激戦区として知られる台東区の上野・御徒町エリア。
過去にこのサイトでも、老酒舗や昇龍といった名店を紹介してきました。
今回の舞台は、御徒町駅からすぐの場所にある「中華珍満」。
ユニクロが入ったビルから、湯島方面に向かうひとつ目の路地にありました。
週末の開店直後に到着するとすでに満席で、10人ほどの列ができていました。
並んだ場所は日陰が少なかったので、女性の方は日傘があると便利です。
15分ほど待ち、１巡目で入店。
友人と2人で訪問したのですが、テーブル席はすでに埋まっていたのでカウンターを利用。
店内を見渡すと、2人以上で利用している方が多く老若男女問わず人気のようです。
厨房では初老のいかにもベテラン職人といった男性陣が調理を担当。
中華鍋を振る音が心地よく、とても活気があります。
卓上の見開きメニューには、麺類や炒めものといった中華料理がずらり。
わたしは餃子（530円）とチャーハン（690円）を単品で注文しました。
まず約7分後にチャーハン（スープ付き）が到着。
美しいお椀型から湯気がもくもくと立ち上がり、見ているだけで食欲がわいてきます。
具は玉子、チャーシュー、ナルト、ネギといったオーソドックスなタイプで、色鮮やかなビジュアル。
食べてみると、ごはんはしっとり柔らかくちょうどいい塩加減。
まさに王道のチャーハンという感じで、大人にも子どもにも好まれそうな味わい。
けっこう量が多かったので完食できるか不安でしたが、ペロリと平らげてしまうほど美味でした。
チャーハンに遅れること約6分、お待ちかねの餃子が着膳。
ぷっくりとした形状が特徴で、ひとつひとつがやや大きめ。
見るからに餡がパンパンに詰まっていて、食べる前からワクワクが止まりません。
さっそく酢醤油でいただきます。
餡はキャベツやニラなどの野菜中心で、あっさり軽い食べ心地。
皮のもちっとした食感と、ふっくらした具材のコントラストが最高です。
見た目通りの食べ応えだったので、2人でシェアしてちょうどいい量でした。
12時半ごろに店を出ると、待ちの列はさらに伸びていました。
1巡目を逃すと15分以上は待ちそうなので、時間に余裕がある日の訪問がおすすめです。
やきそばも人気がありそうだったので、次回の楽しみにしたいと思います。
中華珍満（ちんまん）
住所：東京都台東区上野3-28-10
営業時間：11:30～23:00
定休日：年中無休
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