中国・東北地方の郷土料理を提供してきた味坊集団が、7店舗目となる点心専門店「宝味八萬」を代々木八幡にオープン。
9月28日のグランドオープンに先駆けて開かれていた、プレオープン日に行ってきました。
代々木八幡駅南口から徒歩約1分。
代々木公園駅方面に向かう階段を降りると、目の前に見えてきます。
平日の13時半ごろに訪問すると店内は満席。
ほかに待ち客がいなかったので、5分ほどで案内されました。
店内は縦長の作りで、テーブルの前には厨房を見渡せるオープンキッチンがあります。
実際に点心師が作る工程を間近で見られるのは嬉しいですね。
伝統料理を中心としたメニューがそろい、初めて目にする料理名もたくさん。
この日はプレオープン中ということもあり、一部のお粥や焼きものの提供はしていませんでした。
さっそく海鮮シューマイ（680円）からオーダー。
「10分ほどかかります！」とアナウンスされましたが、5分ほどで提供されたので、思ったよりもスピーディー。
目の前に登場した途端、黄色いビジュアルにびっくり。
カレー味なのかな？と予想しながら口に運ぶと、魚介の香りがふわり。
どうやらカレー味ではなく、生地に玉子を使っているみたいです。
具材には海老と豚肉の旨みが凝縮されていて、椎茸の風味がアクセントになっていました。
個人的に看板メニューになりそうな予感がします。
2品目は、五目春巻（680円）。
表面はきれいな黄金色で、見た目から餡がパンパンに詰まっているのがわかります。
食べたときのパリっという食感もたまらないですね。
中にはキクラゲ、タケノコ、人参など、豊富な食材を含んだとろーり餡がたっぷり。
下味がしっかり付いているので、何もつけなくても美味しくいただけました。
続いてエビときざみタケノコの蒸しギョーザ（680円）が到着。
蒸して半透明になった薄皮から具が透けて見え、いまにも破れてしまいそう。
モチッとした食感の皮の中にはエビがふんだんに入っていて、ぷりぷりの身で口の中は幸せでいっぱい。
特に、女性が好きそうな味だと思いました。
気になっていた牛肉の腸粉（800円）にも挑戦。
クレープ状の生地に牛ひき肉が包んであり、見た目より上品な味。
肉の中に柚子のような柑橘系の香りを感じられ、高級感がありました。
皮がぷるぷるもちもちでけっこう食べ応えがあるので追加する際は注意してください。
締めは、チャーシューあんのパイ（680円）。
何層にも重なったパイ生地は、ぷっくりとしたフォルムが可愛い。
口に運ぶとサクッとした香ばしさに、ほっぺが落ちてしまいそう。
ひと口食べると現れたのは、角切りのチャーシュー。
特製タレがたっぷり染み込んでいて、かなり濃いめの味付けです。
表面には蜂蜜ソースがついていて、甘じょっぱいコンビネーションも最高。
正直、何個でも食べられちゃいそうな勢いでした（笑）。
ひと皿が少量なので、いろいろな料理を楽しめるという設定も嬉しかったです。
オープン後にはランチメニューもスタートしていてお得そうです。
ほかにも試してみたいメニューばかりだったので、近々再訪したいと思います。
宝味八萬（ほうみはちまん）
住所：東京都渋谷区富ヶ谷1-53-4 リコービル1F
営業時間：11:30～20:00
定休日：なし
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