下北沢を代表する町中華「珉亭」。
たくさんのメディアにも紹介されているこの店に初めて行ったのは昨年秋のこと。
それからずっと再訪したかったのですがやっと足を運ぶことができました。
下北沢駅から徒歩約3分。
あずま通りという商店街にあります。
自動ドアを開けると店内はほぼ満席。
タイミングよく入り口付近のカウンター席が空き、待たずに座ることができました。
1階が満席になると2階のお座敷に通されるようで、回転率は高い印象です。
まわりを見渡すとカウンター席は男性のひとり客がメイン。
テーブル席には近所のおばちゃんらしきグループや、若い女性の姿もちらほら見受けられます。
厨房には男性4人、フロアには女性が1人配置され、それぞれの役割を手際よくスピーディーにこなしている様子は、見ているだけでも気持ちがいいです。
メニューは惣菜類から、ごはんもの、定食など種類豊富なラインナップ。
この裏には30種以上の麺類メニューが並んでいます。
解禁されたらぜひ町中華飲みしたくなりますね。
今回はギョーザ(550円)と半チャーハン(660円)を単品でオーダー。
まず注文から約8分後に餃子が到着。
一般的なサイズよりやや大きめで、ひと皿6個入りです。
表面はこんがりキツネ色で、皮は薄くてもっちもち。
ひだが若干ゆるく、箸で持ち上げると崩れそうなほど柔らかいので、慎重に口の中へ。
具はひき肉メインのずっしりとしたタイプ。
噛んだ瞬間、ほどよい肉汁とともにニラ&ニンニクの風味が押し寄せてきます。
肉と野菜の旨味が混ざり合い、そこから生まれたふんわり食感がたまらない。
下味もしっかりついているので、そのままでも美味しくいただけました。
3分ほど遅れて半チャーハンと、大きめの器に入った中華スープが着膳。
ピンク色に染まったヴィジュアルが印象的です。
食紅で色づけされた焼豚と一緒に炒めることで、こんな鮮やかな見た目になるらしいです。
事前情報がないとちょっとびっくりするかもしれませんが、食べてみるとスタンダードな味です。
具は卵とチャーシューだけという超シンプルな構成で、うま味調理料もしっかり感じられます。
ごはんはパラパラの中にしっとりした食感もあり、具の絡み方も含めて絶妙なバランス。
半チャーハンでも茶碗1杯分以上はあり、食べきれないほどの量でした。
約1年ぶりの再訪でしたが、やはりひとりでも気軽に利用しやすい雰囲気で安心できました。
ラーメンとチャーハンがセットになった「ラーチャン」というメニューも人気そうだったので、次回いただきたいと思います。
珉亭(みんてい)
住所:東京都世田谷区北沢2-8-8
営業時間:11:30~23:30
定休日:月曜
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