豊島区内に5店舗を構える定食屋「ときわ食堂」。
地元民や学生、近隣で働く人から愛されている食堂です。
今回は初めて巣鴨という地に降り立ち、食べログの「定食百名店」に初選出された本店に行ってきました。
JR山手線、巣鴨駅北口から徒歩約7分。
“おばあちゃんの原宿”の愛称で親しまれている、巣鴨地蔵通り商店街にありました。
平日の11時すぎに入店。
店内は2つのフロアに分かれていて、左側はカウンター席と2人掛けテーブル、右側は2人〜大人数用のテーブルがあります。
改装しているのか比較的きれいで広々とした空間でしたが、店のいたるところにある貼り紙やポスターが、昔ながらの雰囲気を感じさせます。
店員さんはみんな明るく元気で、家族で営んでいるような温かさにほっこり。
私が利用した左フロアにはおひとり様が多く、老若男女を問わず幅広い客層の方が絶え間なく訪れていました。
テーブルにメニュー表はなく、店内の壁を見渡すと黒板メニューや短冊メニューがずらっと並び、店員さんが当日のおすすめを教えてくれます。
私は気になっていたミックスフライ（950円）+定食（250円）にしました。
オーダーから5分ほどで提供されました。
ごはん、みそ汁、漬物、ミックスフライとなかなかボリューミーな見た目。
「みそ汁は暑いので気をつけてくださいね！」と店員さんのやさしい気遣いもあり、フーフーしながらいただきました。
ごはんは普通サイズで、柔らかすぎず硬すぎないほどよい炊き加減。
みそ汁は出汁がよく効いているタイプで、わかめと刻みネギなどがたっぷり入っています。
ミックスフライはメンチカツ、アジフライ、エビフライの3種類。
きれいなきつね色の衣は、粗めで見るからにサクサク感があります。
フライといえばソースをかけるのが一般的ですが、この店では酢とソースを同じ割合で混ぜたものをかけて食べるのがおすすめなんだとか。
「特に、メンチカツとアジフライがおすすめ」と書いてあったので、その食べ方をマネしてみました。（ちなみに+80円でタルタルソースも付けられます）
メンチカツは肉厚でボリュームはありますが、ジューシーさは控えめ。
4等分にカットされていたので、とても食べやすかったです。
アジフライはかなり立派なサイズで身がふわふわ。
エビフライは皿からはみ出てしまうほど大きく、15センチ以上あるでしょうか。
衣が大きいわけではなく、身がぎっしり詰まってプリップリ。
1本でかなり食べ応えがありました。
ボリュームタップリですが、衣がサクッと軽やかで脂っこくないのでパクパクいただけます。
個人的には酢を気持ち多めに入れたソースと、アジフライの組み合わせがあっさりしていて美味でした。
朝から夜まで通し営業なので、いつでも気軽に行けるのもいいですね。
おつまみやアルコールメニューも充実していたので、次は居酒屋感覚で利用したいです。
ときわ食堂 本店
住所：東京都豊島区巣鴨3-14-20
営業時間：8:00～21:30
定休日：無休
食べログ
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