1957年に創業したという食堂「こづち」。
恵比寿界隈ではいちばん古い定食屋との情報を聞き、行きたい店リストに入れていたのですが、たまたま近くに用事あったのでついに突入してきました。
JR恵比寿駅西口より徒歩約2分。
比較的交通量の多いバス通り沿いにありました。
恵比寿横丁のすぐ近くといえばわかる人も多いでしょうか。
平日の12時頃に到着すると、L字カウンターはほぼ満席。
タイミングよく席が空き、すぐに座ることができましたが、ひっきりなしに客が訪れていて、店内は常に賑わっていました。
男性客しかいなかったので、女性ひとりでは少し入りづらさはあるかもしれません。
カウンターの上には醤油、七味、ソース、きゅうりの漬物、紅しょうが、割り箸が常備されており、着席後に水が置かれます。
メニューは揚げ物や炒め物などガッツリ系の定食がメインで、種類もかなり豊富です。
今回は名物と言われていた肉豆腐（330円）にライス小（210円）とみそ汁（120円）をつけて注文しました。
2分ほどでメインの肉豆腐が登場し、続いてライスとみそ汁も並びます。
ライスは小・中・大の3サイズから選ぶことができましたが、小でも普通のお店の並くらいの量がありました。
ライスはほどよい固さ、みそ汁は魚介のダシが効いているのか、あっさりながらも深い味わいでした。
主役の肉豆腐は、豚バラ肉と豆腐だけを使ったシンプルな一品。
甘辛い濃いめの味付けが、大きな豆腐の中までしっかり染みていて、ごはんが進む進む。
個人的には酒のアテにも最高だなと思いました。
こちらはチャーハン中（750円）スープ付き。
桜えび・玉子・チャーシュー・ナルト・ネギという構成。
絶妙な塩加減で、桜えびの香ばしさがいいアクセントになっていました。
ちなみに日替わり定食は恵比寿の街にあってなんと500円という安さでした。
ファンが多いのもうなずけます。
お客さんたちも食べたらすぐに出ていくというスタイルで、スタッフさんの連携もうまく取れていたので回転率は高かったです。
とはいえ、せわしない雰囲気が苦手な方は12～13時頃の混み合う時間帯を避けて訪問してみてください。
こづち
住所：東京都渋谷区恵比寿1-7-6 陸中ビルハイツ1F
営業時間：10:30～17:30
定休日：日曜
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