大きなビルの中にありながら、有楽町を代表する町中華の名店と言われる「交通飯店」。
OLやサラリーマンが多いこの街で、55年以上の歴史がある人気店です。
材料がなくなり次第閉めてしまう日もあるようなので、早い時間に訪問してきました。
店はJR有楽町駅の目の前。
東京交通会館というビルの地下1階にあります。
地下鉄の場合はD8出口がいちばん近いです。
同じフロアのレストラン街には21軒の飲食店がありましたが、その中でもひときわ昭和の風情を残す雰囲気です。
平日の11時半ごろ到着。
通路の右側は1人客、左側は2人客の列があり、トータルで5組並んでいました。
混雑時は「読書・スマホはお断り」という張り紙とアナウンスもあり、入れ替わりが早い印象でした。
列の先頭に立つと注文を聞かれたので、餃子と炒飯(小)が同時に味わえる餃子セット(1,000円)をオーダー。
席につくとできた料理から順に運ばれてくるので、さほど待たずに食べられるのもいいですね。
ランチにはスープとたくあんも付き、卓上いっぱいに料理が並びます。
特にこちらの炒飯は、思わず「ほんとに小サイズですか?」と聞きたくなってしまうほどボリューム満点。
お皿を持ち上げるとかなりの重量で、茶碗2杯分以上はあると思います。
具材は、細かく刻まれたハム、ネギ、玉子のみ。
味付けは塩こしょうがベースになっていて、雑味のないシンプルな味付けです。
パラパラしつつ、しっとりした食感を合わせ持ち、火の通り加減も絶妙でした。
餃子の表面はカリッと、中はもっちりしていて、一般的な餃子と比べると皮は分厚め。
具は野菜より肉を多く感じ、ずっしりとした重みがあります。
噛んだ瞬間に肉汁が飛び出てくるので、白い服での来店はくれぐれも要注意!
にんにく不使用で素材を活かしたやさしい味わいでした。
今回いただいたメニューはどちらも食べ応えがあり、一般的な女性ひとりでは少し多いと感じました。
2人で利用する場合は、シェアするとちょうどいい量だと思います。
他にラーメンやニラレバなど気になるメニューもたくさんあったので、リピートする予定です。
交通飯店(こうつうはんてん)
住所:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F
営業時間:11:00~14:00 17:30~20:00※材料がなくなり次第終了
定休日:土曜・日曜・祝日
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