出版社や書店が数多く立ち並ぶ神保町で、長年愛されている町中華の店「三幸園」。
60年以上変わらぬ味という名物の焼き餃子は、世代の垣根を越えていまも愛され続けているんだとか。
その老舗の味を確かめるべく、足を運んでみました。
神保町駅A7出口より徒歩すぐ。
出口を出た目の前の通り(白山通り)沿いに店はありました。
赤い大きな看板も見えるので、迷わず行けると思います。
地上3階建ての店内はフロアごとに席数やスタイルが異なるようで、おひとり様〜団体客まで利用できます。
平日の11時40分ごろに到着すると、すでに1階席は満席。
利用した2階席も半分ほど埋まっていましたが、その後もひっきりなしにお客さんが入ってきました。
看板メニューの餃子定食(700円)は餃子、ライス、スープ、漬物付き。
料理はできた順に運ばれてくる仕組みで、町中華らしいスピード感。
バランスのいい定食ビジュアルに心が躍ります。
メインの餃子はひと皿6個入り。
皮は薄めだけどもっちりしていて、具材は適度に詰まっています。
サイズはほんの気持ち大きめですね。
餃子の包み方が若干ゆるいので、持ち上げるときは崩れないように要注意。
クラシカルな見た目ですが、口に入れて噛んだ瞬間に皮から肉汁がドバッと飛び出してきます。
予想以上にたっぷりの肉汁に少しびっくりします。
このタイプの餃子は、ごはんの上にのせて食べる「オンザライス」スタイルがおすすめ。
そうすることで、白米にも旨みがプラスされて、まさに一石二鳥です。
ひき肉と細かく刻まれた野菜が入った餡は、しっかり味が付いているのでそのままでも美味しく食べられました。
半チャーハン(370円)も絶品でした。
ラーメンや餃子とセットで注文している方が多かったこちら。
チャーシュー、グリーンピース、長ネギ、玉子で作るオーソドックスなタイプです。
見た目はしっかり色づいていますが、薄すぎず濃すぎずちょうどよい味付け。
ごはんのパラパラ加減も絶妙でした。
定食のライスの量は普通でも大盛りのようなサイズだったので、女性や小食の方はごはんを少なめにしてもらうことをおすすめします。
ランチタイムは大勢の方でにぎわっていましたが、店内は広く、回転も早いせいか並びはありませんでした。
100種類近くもあったメニューは、どれも美味しそうで、水餃子も気になったので、ぜひ再訪したいと思います。
餃子の店 三幸園 白山通り店(さんこうえん)
住所:東京都千代田区神田神保町1-13
営業時間:[月~金]11:00~翌2:00
[日・祝]11:00~22:00
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