目黒川から山手通りを挟んで逆サイドに、2020年にオープンしたやきとん屋「はじめ」。
昼はラーメン専門店、夜は居酒屋という二毛作営業をしているようです。
中目黒はおしゃれな店が多く、もつ焼き店をイメージしにくかったのですが、評判を聞き夜の部に訪問してきました。
中目黒駅西口から徒歩約4分。
山手通り沿いを池尻大橋方面に向かい、左に入ったすぐのところに店の看板が見えたので、迷わずに到着できました。
平日の17時半ごろの入店で、席は6割ほど埋まっている状況。
18時を過ぎると仕事帰りのサラリーマンらしき人の入店が目立ちましたが、中目黒らしくおしゃれな男女のお客さんもちらほら見かけました。
まずはシャリキンレモンサワー（429円）を注文。
「シャリキン」とは、シャーベット状に凍らせたキンミヤ焼酎のこと。
シャリシャリとした食感が楽しく、ついつい飲みすぎてしまうので要注意です。
そしてほどなく到着したピリ辛もつ煮込（440円）をいただく。
具材はシロ（小腸）と豆腐のみといたってシンプル。
スープは味噌仕立てで、ラー油が入っているのか後味にピリッと辛味を感じます。
薬味のネギと一緒に口に運ぶと、コクとうま味がさらに増して、レモンサワーがさらにぐびぐび進んでしまいました。
続いて2品目は、特製焼き餃子（319円）。
昼はラーメン屋として営業している店の餃子だけあって、見た目も味も本格的。
餃子のタネにはにんにくを効かせているようで、食欲もお酒も進む味付けでパクパク食べられてしまいます。
パクチーなどの味変を楽しめるトッピングも充実していて、居酒屋とは思えないクオリティでした。
刺身メニューからは三点盛り（715円）も注文。
この日は残念ながら品切れのネタがあり、はつ刺とれば刺の2点盛りでした（通常はたん、はつ、がつの3点）。
ごま油と柚子胡椒の組み合わせで食べる低温調理の刺身は言うまでもなく美味。
実はレバーの独特な生臭さに少し抵抗があったのですが、こちらのものはしっかり下処理されているせいか臭みは一切なく新鮮でした。
名物のやきとんは3種類を堪能。
たん（165円）
しろ（154円）
あぶら（154円）
カウンター席の目の前で焼いてくれたやきとんは、炭火の香ばしさがたまりません。
口にいれるとジュワッとあふれる旨みが絶品でした。
中でも特製の辛子味噌でいただくタンは、実食必須と言っていいほど、肉厚で食べ応えがあり最高な味。
ずっと噛み続けていたいと思えるほど、大満足の美味しさでした。
会計は2人で3,300円。
ふらっと気軽に立ち寄れる店ですが、遅い時間の入店は品切れメニューも多そうなのでご注意を！
おつまみ、ドリンクメニューともに豊富なラインナップで、コスパも最高でした。
夜の部でも名物の「博多とんこつラーメン」が食べられるそうなので、次は〆にいただきたいと思います。
博多とんこつラーメン・炭火焼き やきとん はじめ
住所：東京都目黒区東山１-5-11 ドミールフジ1F
営業時間：［月〜土］11:30～14:30（博多とんこつラーメン）16:00〜20:00 (L.O)
［日］15:00～19:00(L.O)
定休日：なし
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