「両国に渋い定食屋あるよ！」と友人に教えてもらい、いかにも老舗という雰囲気が気になったのでさっそく訪問。
JR総武線、両国駅西口から徒歩約3分。
両国国技館北という交差点を右折するとすぐに見えてきます。
昭和の古きよき雰囲気を感じるレトロな外観。
よく見ると看板の「下」という文字が外れていて逆さになっています。
味がありますね（笑）。
ワクワクしながら引き戸を開けると、おばあちゃんと息子さんらしき方が「いらっしゃーい！」と歓迎してくださいました。
この店は映画やドラマのロケ地になったことでも知られているようで、壁には有名人のサインが飾られています。
店内は4人掛けのテーブルが6卓あり、常連らしき男性客が数名いらっしゃいました。
着席して壁貼りメニューを眺めていると、「ガラスケースから好きなおかずを選んでくださいね」とのこと。
さばの味噌煮（300円）を選ぶと、受け渡し口でごはんのサイズと、みそ汁か豚汁のどちらかを聞かれたので、ごはん小に豚汁をお願いしました。
短冊には煮魚300円、野菜200円とざっくりした表記しかないので、ドキドキしながら確認すると合計600円。
セット料金はごはんサイズ問わず300円みたいで、あまりの安さに驚きです。
豚汁は具材がごろっと入っていて、塩分控えめのやさしい味わい。
茶碗より大きな丼ぶりに入っているので、これだけでもずっしりお腹にたまるほどボリューミーでした。
さばの味噌煮は半身ですが、皿から尻尾がはみ出るほど大きい。
見た目は味噌というより醤油に近いこげ茶色で、煮汁は少なめです。
食べてみると身はしっとり柔らかく、意外にも味噌はやや甘めの味付け。
煮汁は薄そうに見えましたが、しっかり味が濃くごはんが進みます。
ごはん普通盛りにしておけばよかった…と少し後悔しました。
アルコールや酒のアテによさそうなメニューもあり、居酒屋感覚でも利用できそうです。
ランチタイムも比較的空いているので、またふらっと立ち寄りたいです。
下総屋食堂（しもふさやしょくどう）
住所：東京都墨田区横綱1-12-33
営業時間：［月～金］9:30～20:00［土］9:30～18:30
定休日：日・祝日
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