人形町「ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

老舗の名店も多い人形町で、赤ちょうちんの店として存在感を放っている「やきとん ひょっとこ」。

早い時間から満席になる人気店で、なかなか予約も取れないとのことだったので、店が空いてそうな平日の夕方を狙って行ってきました。

 

人形町駅A5出口から徒歩約1分。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

16時半ごろに入店すると、なんと先客はなし。

店内はカウンター6席とテーブル3卓のみで、意外と狭い印象でした。

利用したカウンターには仕切り板があり、コロナ対策もバッチリ。

全席喫煙可なので、タバコの臭いが苦手な方は注意してください。

 

まずは、レモンたっぷりサワー(550円)で乾杯。

お通しのきゅうりとキャベツは、みそにつけていただきます。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

レモンサワーは、氷の変わりにシャリキン(キンミヤ焼酎を凍らせたもの)を使うスタイル。

最後まで味が薄まることなく、スカッとした爽快感を楽しめます。

 

ひと品目はタン刺し(880円)。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

低温調理で本来の旨みを凝縮したこちらは、見た目も美しい​ピンク色。

コリっとした食感と歯ごたえが特長で、抜群の鮮度です!

わさび醤油につけて口に入れると、舌の上でトロけて、まるで上等なお刺身を食べているような不思議な感覚でした。

 

続いて運ばれてきたのは、特製もつ煮込み(660円)。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

小さめの器にもつと煮汁がたっぷり入っていて、2人で分けられるほどのボリューム。

もつ自体に臭みは一切なく、ていねいに下処理されているのが分かります。

口に入れた瞬間の柔らかくてとろけるような口どけで、思わず笑みがこぼれてしまうほどの美味しさ。

スープは赤みそを使っているのか見た目も味もすごく濃厚で、レモンサワーがぐびぐび進んでしまいました。

 

メニューに一番人気と書いてあったレバテキ(880円)も到着。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

新鮮な豚のレバーを豪快に焼き上げた名物料理です。

この日もほとんどの客がオーダーするほどの人気っぷりでした。

プリプリ&トロトロ食感で、焼いてあるのにレバ刺しを食べているような感覚も。

味付けはゴマ油をベースにしたネギ塩ダレとおろしニンニクがよく絡み、スタミナ満点の味に仕上がっていました。

 

串の種類も豊富でしたが、初めてだったのでおまかせ5本(880円)をお願いしました。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

左から、チレ・カシラ・ハラミ・ハツ・タン。

すべて塩味で、香ばしい炭火の香りが特徴。

どれもふっくらジューシーで、旨みがギュッと閉じこもっていました。

会計は2人で5,610円。

どの料理もかなりレベルの高さを感じました。

一品ずつしっかりとボリュームもあったので、シェアして食べるのにちょうどいい量でした。

18時近くになると、スーツ姿を着た男女の入店が目立ち、ほぼ満員だったので、ゆっくりお酒を楽しみたい方は早めに行ってみてください。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店

やきとん ひょっとこ
住所:東京都中央区日本橋人形町3-4-8
営業時間:17:00〜22:00
定休日:日曜・祝日
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※価格はすべて税込です。

人形町「やきとん ひょっとこ」 路地裏に潜むやきとんの名店
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