恵比寿のにぎやかな街並みを抜けた場所にある中華料理店「ちょろり」。
グルメ激戦区として知られる街で、地元民や恵比寿で働く人々に長く愛されている店です。
昼夜を問わず常に混み合っているそうですが、この日は緊急事態宣言中だったこともあり、空いていそうな時間を狙って足を運んできました。
JR恵比寿駅東口から徒歩約6分。
恵比寿ガーデンプレイスからも近くにあります。
平日の18時すぎに入店で客は2〜3組程度。
やはり緊急事態宣言の影響は大きそうですね。
カウンター席はありませんでしたが、座席が分かれているので、おひとり様でも入りやすいと思います。
まずは仔袋(450円)を注文。
ボイルされた豚のコブクロ(子宮)は、コリッとした歯ごたえのある食感が特徴。
ポン酢のような酸味が効いた味付けですが、その後に七味のようなピリッとした辛みが追いかけてきます。
そこに薬味のネギが合わさることで、さらに旨みがプラスされて最高に美味。
この日は残念ながらアルコールの提供をしていなかったのですが、酒のアテとしても頼んでおけば間違いない逸品です。
2品目の半チャーハン(450円)はスープ付きで到着。
聞くところによると名物のラーメンに並ぶ人気っぷりで、ラーメンや餃子とセットで注文する人も多いようです。
この日も、お客さんのほとんどがオーダーしていました。
具は玉子、ネギ、チャーシューのみ。
それぞれの具が大ぶりで存在感があるので、食べ応えも十分。
ごはんはしっとりとパラパラのちょうど狭間といったところ。
塩こしょうをメインにした、素材の味を生かしたシンプルな味付けでした。
お待ちかねの特製ギョーザ(550円)は酢醤油でいただきます。
今まで食べた中でも、かなり皮が薄いタイプで、柔らかく感じたちょろりの餃子。
口の中に入れた瞬間、薄皮が溶けるように消えていく魔法のような口どけ。
タネは肉より野菜多めでヘルシーなタイプ。
とても軽い食べ心地なので、女性でもひと皿ペロリと完食できると思います。
そして締めは看板メニューのラーメン(650円)。
サヤエンドウ、チャーシュー、メンマ、もやしと具が彩りよく盛られたシンプルな醤油ラーメン。
スープは鶏ガラの旨味を感じる、まったりとコクのある味わい。
浮かんでいる揚げネギがポイントになっていて、しっかり香ばしさも感じられます。
もっちりとした中細麺は味の染み込みがよく、スープがよく絡んで美味でした。
会計は2人で2,200円。
魅力的なメニューが多く迷ってしまうので、2人以上で来店する時はシェアして食べることをおすすめします。
まずはギョーザ、チャーハン、ラーメンの3点セットを堪能してみてください。
香湯ラーメン ちょろり
住所:東京都渋谷区恵比寿4-22-11
営業時間:11:00~翌2:30 (L.O)
定休日:日曜日・祝日
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