話題の新店と古くからの老舗が混在する清澄白河で、名酒場との呼び声も高い「だるま」。
カフェの街として有名になりすぎたせいか、老舗の居酒屋があるイメージが沸かなかったのですが、インスタグラムで目に留まり、最近ちょっと気になっていたので訪問。
清澄白河駅から徒歩約4分。
江東区深川江戸資料館がある、深川資料館通りを歩いていると忽然と現れるこの渋い外観。
店の前で、おばちゃんが「どうぞー!」と元気にお出迎えしてくれました。
入って左側にはお座敷、右にはテーブル席、その奥にはコの字型のカウンターがあるという広々とした店内。
平日の18時ごろで8割ほど席は埋まっていましたが、そのほとんどが顔見知りの常連客のようで、とても賑わっていました。
壁一面にはメニューがずらっと貼り出されていて、どれを頼むか迷ってしまいます。
お通し(200円)の冷やしトマトをアテに、まずはレモンハイ(300円)をいただきます。
この日はとても蒸し暑かったので、冷えてさっぱりしたトマトがとても美味しく感じました。
さらなるさっぱりを求めて、白スおろし(270円)を注文。
たっぷりの大根おろしとシラスに醤油をひとまわし。
シンプルで素朴な味ですが、食べ始めたら止まらなくなる最高のつまみです。
2品目はおしんこ(270円)。
この日はきゅうり、にんじん、カブ、白菜の4点盛り。
価格以上のボリュームに驚きましたが、ほどよい塩気がやみつきになり、パクパクつまんでしまいます。
この時点でもう当たりを確信しました。
大衆酒場には珍しい、ジャンボ餃子5コ(480円)も気になりオーダー。
皮の中にはひき肉、キャベツ、ニラ、ショウガ(紅生姜かも)がたっぷり。
はしで持ち上げると、見た目のボリュームを裏切らないずっしりとした重量感があります。
細かく刻まれたショウガがアクセントになって、さっぱりとした味わい。
油っぽさが少なくヘルシーなので、何個でも食べられそうな餃子でした。
追加で肉どうふ(486円)も頼みました。
料理が到着すると、想像をはるかに超えた大きさにびっくり。
ちょっとした小鍋のようなサイズ感です。
白菜、葛切り、とうふ、豚バラ肉が入っていて、味わいも肉どうふというよりもはや鍋。
流行りのミルフィーユ鍋のように心が温まるあっさりしたスープが身に染みます。
これは〆の一品に頼んで大正解でした。
会計は2人で2,948円とコスパも最強。
メニューは軽いおつまみからガッツリ系までとにかく豊富。
アットホームな雰囲気でとにかく居心地がいいお店でした。
まだまだ気になる料理もたくさんあり、食堂感覚で毎日のように来たいほどです。
全体的にボリューミーだったので、ひとりで利用する場合は「少なめで!」とお願いしてもいいかもしれません。
だるま
住所:東京都江東区三好2-17-9
営業時間:17:00〜23:30
定休日:土曜
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